落語のおもしろ要素を解析してみる(上)

お笑いの世界では、オリラジ中田が大暴れしているそうで。 炎上狙いというより、世間に対する認識が本気で間違っている様子である。 なにがかというと、世間からの共感を自らシャットアウトしてしまっていること。 中田に好意的な層が … 続きを読む

痛客特集(東京かわら版より)

最近、「痛客」というタグを作った。 寄席や落語会で発見した痛い客の記録のためである。 直接のきっかけは、先日両国で出くわした「寄席の最中100回後ろを向く男」である。三遊亭兼好師の高座が台無し。 痛い客とはこんなの。共通 … 続きを読む

【THE SECOND】ギャロップ林のひとり芝居は「質屋蔵」である

漫才の新たな大会、THE SECONDを観ました。 漫才のその中身は実に面白かった。 だが、ドラマ性を求めてM-1グランプリに注目する人たちからすると、ちょっと感情移入しづらいところもあったのではないか、そう想像します。 … 続きを読む

「ユーモア」と「ギャグ」論(下)女流落語についても

(上)に戻る 柳家喬太郎師であるとか、今をときめく春風亭一之輔師であるとか、こういった師匠の高座には一見「ギャグ」が目立つ。 ギャグの存在自体が、噺の骨格を揺すぶり、客に感動を与える。 だがギャグの要素において、本気でお … 続きを読む

「ユーモア」と「ギャグ」論(上)

落語をなぜ聴くかというのは、実のところ大変深いテーマである。 聴いていると中毒になるが、では、なぜ好んで中毒になりたがるのか。その答えは意外と難しい。 すでに、ある程度はこちらの記事において迫ってみた。 落語なんてつまら … 続きを読む

「初心者おすすめ」コラムを落語とジャズで比較する

今年は不愉快なコメント投稿をきっかけに、当ブログでもって落語の検索を一手に引き受けてやろうと考えた。 そんなわけでせっせと、現場のレビューの合間に、検索狙いの記事を書いているところである。そしてある程度の成果を上げている … 続きを読む

「厳しい修業で立派な噺家になれる」・・・再生産され続けるフィクションを糾弾する

3日間、協会内二ツ目フリーを認めたほうがいいと熱く書きまくって、疲れちゃった。 こんなの書いて、どこに響くかはわからない。 でも、アクセスの多い記事を書き続けてれば、世の中だんだん変わる。最近そう確信するようになった。 … 続きを読む

パワハラ防止策よりも「協会内フリー」を認めるほうが得策(下)

パワハラは、世の中全体の生産性損失。 それをわかってあえて言う。落語協会にパワハラ相談窓口を作ったところで、使われることはまずなさそう。 協会も、対外的イメージを維持する上で、あえて「窓口作りましたよ。もう安心ですよ」と … 続きを読む

パワハラ防止策よりも「協会内フリー」を認めるほうが得策(中)

元・三遊亭天歌さんは一度も、「弟子が破門される仕組みが間違っている」とは言っていない。 弟子をサンドバッグとして使うぐらいなら破門しろという主張が先に来る。 師匠は、理由を問わず弟子をクビにする権利を持っている。このルー … 続きを読む

パワハラ防止策よりも「協会内フリー」を認めるほうが得策(上)

元・三遊亭天歌さんはいまだ元師匠と係争中であり、落語の活動はストップ中。 事件が表沙汰になって、もう1年以上経つ。 FRIDAYに告発記事が出てからも、はや半年。 裁判、特に民事訴訟は時間がかかるものである。私もかつての … 続きを読む