春風亭百栄「フェルナンド」

オリンピックを巡るいろいろをひそかに嘆きつつ、スポーツ落語を一席取り上げることにします。 緊急事態宣言発動らしいが、もう寄席を閉めようとする政治家などいるまい。 またしても浅草お茶の間寄席から。 毎週増えるので、整理に非 … 続きを読む

丁稚の落語百科(「へ」の巻)

百科事典、今日は「へ」の巻です。 「へ」で始まる落語関連の用語はあまりないですね。 無理やり集めてみましたけども。 へ 謎のワード、知ったかぶりの和尚も知らない「転失気」の正体。すなわち放屁。 珍念さんがおならを借りに歩 … 続きを読む

三遊亭白鳥「死神ちゃん」

米津玄師のおかげで古典落語「死神」が一躍ブレイクである。 あやかって(頭に乗って)死神関連を私もひとつ書こうかなと。 安易だね。 コロナで閉塞感漂う現代社会に、死神はぴったりな気がしますよ。 主人公が死んでしまう珍しい落 … 続きを読む

JR乗車拒否騒動をもう一度だけ語る(ライターの資質)

今日は2か月前の話題を再度。そして、自分で入れる広告はなし。 JR乗車拒否騒動を今さら語る 政治絡みで語ろうとは思いません。 もともと、落語とごく薄い接点があったのでこの事件に触れたのだが、今回はもう、ほとんど関係ない。 … 続きを読む

丁稚の落語百科(「ほ」の巻2)

井戸の茶碗収録 (「ほ」の巻1に戻る) 細川越中守 落語によく出てくる実在の殿様。肥後熊本藩主。 井戸の茶碗では、小汚い茶碗が名器と知り、300両で買い上げる。 竹の水仙では、左甚五郎作の木彫り水仙を、やはり300両で買 … 続きを読む

丁稚の落語百科(「ほ」の巻1)

久々の百科事典です。「い」の巻はこちら。 当初はこのシリーズ、決してアクセス数多くなかったのですが、徐々に増えてきました。 ありがとうございます。 さて、「い」「ろ」「は」「に」と来て、今日は「ほ」。いろは順でなく、50 … 続きを読む

噺家の育成を夢想する(下)

さて、ここまでの前半生、無数の組み合わせが考えられうる中、ようやく26歳ぐらいで入門することにする。 現代では、決して遅いほうではない。 どこに入門するかは一生を決める重要な問題だ。 どの師匠についたら、落語の基礎が学べ … 続きを読む

噺家の育成を夢想する(上)

ウマ娘プリティーダービーというゲームが流行っているらしい。うちの中学生もやってます。 競走馬育成シミュレーションに萌え要素を加えたゲームのようだ。 私が競馬ファンだった頃の馬の名前ばかり、息子の口から出てくるので驚くのだ … 続きを読む