噺を教わるということ

落語界にはさまざまな掟がある。 一見、古い世界だけに、「それ、時代に合わないんじゃないか。やめたほうがいい」とファンが思うオキテもありそうに思える。意外とそうでもない。 目的不明の、無意味なしきたりが残る世界ではないのだ … 続きを読む

神田連雀亭昼席(下・柳家小もん「二十四孝」)

最後30分を使って柳家小もんさん。 この人は、昨年8月と10月に、続けて「三人旅」をここ連雀亭で聴いて以来。結構開いた。 当時続けて聴いた三人旅は、かなり印象の強いものだった。 私がこの席のお掃除役、柳家小もんですと挨拶 … 続きを読む

神田連雀亭昼席(中・柳家小んぶ「たいこ腹」)

竹千代さんは登場してすぐ、「耳潰れつながりです」だって。 弁橋さんは左の耳が、竹千代さんは右の耳が柔道で潰れている。気づきませんでした?って。 あんまり人の耳を見る習慣がなくて気づかなかった。枝野さんの福耳ならともかく。 … 続きを読む

三遊亭遊雀「寝床」(下)

(上)に戻る 「もう一席お気を確かに」とだけ振ってすぐ本編に入る遊雀師。 マクラの楽しい人は例外なく、マクラがなくても楽しい。 噺は「寝床」なのだが、落語ファンの知っている寝床の姿はそこにはない。 寝床の枠組みだけ活かし … 続きを読む

三遊亭遊雀「寝床」(上)

三遊亭遊雀師は、移籍から14年、芸術協会には欠かせない顔である。 その評価も高まる一方。 内輪のことは知らないが、仲間の評判も上々に思える。事実、披露目の口上などではよく司会に駆り出されている。 私の好きな池袋ではトリが … 続きを読む

伝統と捏造のあいだ(下)

(上)に戻る ちなみに、三遊亭円楽師が、楽太郎時代に「学位を取ったインテリ噺家」だと笑点で盛んに喧伝していたのも、正体はディプロマミル。 師のWikipediaにも、そのことは書いてある。 噺家のキャラづくりの一環であり … 続きを読む

伝統と捏造のあいだ(上)

立川志らくがツイッターで叩かれ、そして上目線で反論をしている。既視感がとても強い。 毎度毎度のこと。いい年こいてつくづく成長のない人だなあ。 最後は必ず、「自分が正しい。正しくないとしてもお前らよりは人としてましだ」と勝 … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席28(中・金原亭馬久「臆病源兵衛」)

2番手馬久さんは、自分のマクラを振らず、昔の暗闇は怖かったそうでと付随マクラを始める。 それでも、慣れると暗闇も走ったりできます。それで昼間、なんでもないところで転んだりなんかして。 あれ、これ何のマクラだっけ。つい最近 … 続きを読む