国立演芸場23(下・三遊亭好楽「胡椒の悔やみ」)

唐突に噺に入る。 お前また笑ってるのか。今日はよしとけ。大家が亡くなったんだぞ。 ということは、胡椒の悔やみ。 さすが好楽師、こんなの持ってるんだ! あるいは柳朝から来てるのだろうか。 この日は、弟子も師匠も人が死ぬ噺で … 続きを読む

国立演芸場23(中・三遊亭好楽 兄弟子柳朝とその夫人)

兼好師の描く餅好きの男は「八っつぁん」。相手は隠居。 できる限り東京落語の一般的な設定に寄せる。 八っつぁんは手拭を2枚重ねた妙ちきりんな着物を着ている。湯に行くと、これで体を洗って体を拭いて、着て出てきてすぐ乾くので重 … 続きを読む

三遊亭好楽「お世話になった噺家漫談」

錦笑亭満堂師の披露目、仲入りで聴いた好楽師の漫談について。 亀戸の続き物の中でやればいいのだが、なんとなく分けてみた。 今回の亀戸では、新真打・錦笑亭満堂師のスター性と、それと相反するかもしれない一門の本格派っぷりについ … 続きを読む

亀戸梅屋敷寄席30(上・錦笑亭満堂真打昇進披露口上)

三遊亭とむ改め錦笑亭満堂師匠の披露目、両国の10日間を終えて14日に亀戸で一日。 狙って行ってきた。 個人的に、5週連続で金曜日に出かけるとは珍しい。 狭い亀戸、締め出されちゃかなわないので早めに。 大勢集まっていて、急 … 続きを読む

三遊亭好楽、円楽・圓生、そして橘家圓喬の襲名を語る

今日ニュースの配信があって、やや驚いた。 三遊亭好楽が語った襲名問題 大名跡・円生は「私の中では決まっている」 円喬は…(スポニチ) 円楽一門会の会長の座はすでに降りているが、しかし依然スポークスマンは好楽師。 その好楽 … 続きを読む

いい自虐と悪い自虐

自虐については、一度書いたことがある。 「自虐」警報 噺家の自虐について、第2弾。 先週の笑点(地上波と特大号)を観ていて思ったのだが、各メンバーの自虐がますます冴えわたってきたなと。 好楽師など、すでに「適当にやって早 … 続きを読む

本八幡の特選落語会 その4(三遊亭好楽「三年目」)

先日急にビッグマックが食べたくなった。 モバイルオーダーで頼む際、オプションが選べる。 オプションで試しにソースを抜いてみたら、これが驚くほど旨かった。 ビッグマックに例えては申しわけないのだが、喬太郎師の「普段の袴」に … 続きを読む

好楽無双の時代

【渡邉寧久の演芸沼へようこそ】好楽無双という時代が今、到来している(デイリースポーツ) 好楽無双か。 〇〇無双という流行り言葉はもともと「真・三國無双」から来ているのだろう。 ただ、最近聞いたのは「こじるり無双」が最後だ … 続きを読む

昇太と一之輔の「春風亭」

日数の少ない2月に、またブログ休んでしまった。 アクセスは落ちていないので、つまり日ごろから書きすぎなのかもしれません。 本当は一日置きぐらいでいいのだ。 高円寺のほうでは落語まつりをやっていて、多くの会場で同時多発的に … 続きを読む

【意味不明】三遊亭好楽の浅草出演で、なぜ落語協会や寄席が悪者になる?

三遊亭好楽が40年ぶりに落語協会の定席に 本人が語った“異例の出演”の理由とは? (デイリー新潮) 帯状疱疹に加え発作的なくしゃみがひどく、とても落語には行けません。 遊雀師だったら高座途中のくしゃみをネタにしてくれる。 … 続きを読む