神田連雀亭ワンコイン寄席33(上・春風亭一花「黄金の大黒」)

今日は猛暑の中、神田連雀亭ワンコイン寄席に行ってきました。撮って出しです。 療養明けの春風亭一花さんが出る。 女流の枠、二ツ目の枠を軽々超えている才人であるが、言うほど聴いているわけでもない。なので積極的に出かけましょう … 続きを読む

亀戸梅屋敷寄席22(下・三遊亭道楽「鮑のし」)

好太郎師、「お清、この料理どうしよう」と本編に入る。この時季おなじみの「ちりとてちん」。 お清が直接口を開くスタイルは、あまり聴いたことがない気がする。まあ、ジェンダーレスの世の中だから、口を利いたっていいでしょう。 と … 続きを読む

亀戸梅屋敷寄席22(中・三遊亭鳳志「小言幸兵衛」)

そして仲入りは三遊亭鳳志師。 目当ての人だが、冒頭、何を語っていたか忘れた。オリンピックに触れていた覚えがあるのだが、気が散ってしまって。 コロナ対策で、会場は上部の窓を開け放してある。そのため、外から音が聞こえる。 な … 続きを読む

亀戸梅屋敷寄席22(上・粗忽の丁稚)

毎日オリンピックを観ているが、そろそろ出かけることにする。 読者の方も、オリンピックはもういいよと思っているかもしれません。でもせっかく落語の記事が出たのに、「なんだ円楽党かよ!」と吐き捨て、読まない人が3分の1ぐらいい … 続きを読む

鈴本演芸場6 その6(柳家小ゑん「ほっとけない娘」)

ヒザは柳家小菊師匠。 一昨日書いた通り、にゃん金先生に対し過剰な拍手をしていた女性客が、小菊師匠にも拍手をし過ぎる。 これもまた、今日の客の楽しみには全然マッチしない。 毒舌の小菊姐さんは、都々逸への必要以上の拍手にちょ … 続きを読む

鈴本演芸場6 その5(春風亭一之輔「代書屋」)

ヒザ前は春風亭一之輔師。 次の7月下席では昼のトリ。トリを取る人も、別のシーンでは主役を立てるヒザ前の仕事をする。これが東京の寄席というものだ。 寄席は集団芸であり、出番により仕事が違うことは、客も知っておかねば。 ヒザ … 続きを読む

鈴本演芸場6 その4(中手の作法を考察する)

にゃん子・金魚先生に対してやたらひとりで拍手を入れている女性客を見て、いろいろ考えさせられた。 客の作法も難しいものだ。 芸人の見事なパフォーマンスに中手を入れるのは、別に間違った作法ではない。他の客を巻き込んで盛り上が … 続きを読む

鈴本演芸場6 その3(隅田川馬石「粗忽の釘」)

息子のぽん平さんが持ってきたあいびきを使う、膝の悪い林家正蔵師。説明はもう面倒なのか、ない。 浅草と鈴本という、台東区の二つの寄席の比較。我々は掛け持ちすることもありますが、お客さんは結構違います。着てるものとか。 「か … 続きを読む

鈴本演芸場6 その2(林家しん平「饅頭こわい」スイーツ版)

【鈴本演芸場のうた】 寄席に来てチョーダイ もっともっと すずもっと(もっと) 落語聴いてチョーダイ もっともっと すずもっと 「寄席に来てチョーダイ」 そんな歌はありません。 さて緊急事態宣言下の鈴本演芸場に戻ります。 … 続きを読む