両国寄席8 その5(三遊亭竜楽「井戸の茶碗」)

クイツキは代演で、三遊亭鯛好さん。ラジオ大好きおじさん。 私はラジオちょい好きおじさんだが、鯛好さんは倍速でもって一日中、録音したラジオを聴いているのだとか。 愛楽師匠は、ワキにいい仕事ができてそっち行っちゃいましただっ … 続きを読む

両国寄席8 その4(三遊亭萬橘「長屋の花見」下)

季節ものに関わらず、長屋の花見は幼少時に私、先代小さんでたびたび聴いた記憶がある。 同じく小さんの粗忽長屋とともに、私の落語の原点といっていい噺だ。 それが、萬橘師によってまるで違う型になっている。 自分の好きな落語が変 … 続きを読む

両国寄席8 その3(三遊亭萬橘「長屋の花見」上)

三遊亭上楽師は、過去に聴いたことがあった気がしたが、どうやら初めてらしい。 この師匠も鳳笑さんのパーティの話。朝7時半まで飲んでましただって。だから声がガラガラですみませんとのこと。 実に7次会まであったのだが、2次会ま … 続きを読む

両国寄席8 その2(三遊亭楽大「道具屋」)

スキンヘッドの三遊亭好好さんは出てきて一瞬間を置き、「お坊さんではありません」。 二ツ目に昇進してからは、師匠・好楽と顔を合わせる回数が減った。だが珍しく師匠から電話がかかってきた。 「明日空いてる?」「空いてます」「映 … 続きを読む

池袋演芸場21 その6(春風亭百栄「マイクパフォーマンス」)

古今亭文菊「馬のす」 若きヒザ前の達人、古今亭文菊師は「馬のす」。本当はそんなには若くない。 この前の出番のぴっかりさんからは「文菊ちゃん」って呼ばれてた。 これまた、初日に聴いたあくび指南同様、こんな場面で最適な演目。 … 続きを読む

池袋演芸場21 その5(春風亭一之輔「夢八」)

春風亭一之輔「夢八」 春風亭一之輔師を、2週続けて聴ける。しかも仲入りなのでたっぷり。 極めて贅沢な話だと思う。 私もディープな落語ファンなのに、一之輔師のことは最近、ラジオパーソナリティとして認識しているかもしれない。 … 続きを読む

池袋演芸場21 その4(柳家小八「千早ふる」)

同じ芝居二回目でもって、同じ色物の先生が出てくる。 こういう経験が初めてで、なかなか新鮮。池袋下席の色物は、2組だけだが。 江戸家小猫先生も、毎日少しずつ変えてるんだなと感心。冒頭の鳥のマネが、初日はタカだったのに、ホオ … 続きを読む

池袋演芸場21 その3(橘家文太「六尺棒」)

林家あんこ「洒落小町」 番組トップバッターに戻る。林家あんこさん。 芸名の由来と、寄席よりも電車のほうがコロナはずっと危険じゃないですかと。 本編は洒落小町。 噺自体は知っているのが、生で聴くのは間違いなく初めて。音源で … 続きを読む

池袋演芸場21 その2(春風亭朝枝「のめる」)

春風亭朝枝「のめる」 尺の都合でこの芝居の目玉の一つ、新二ツ目2名のお披露目高座のうち、春風亭朝枝さんを先に。 先の林家あんこさんが新二ツ目に声を掛けてやってくださいと要請していたが、残念ながら初日と違い待ってましたの声 … 続きを読む