落語芸術協会の愉快な噺家さんたち

人さまのものと比べると、当ブログならではの特徴は、TVで流れる落語も好きでよく扱っていることだ。 生の落語を聴きにいく趣味を持っている人というのは、メディアで流れる落語を軽んじることが多いように思う。だが、むしろ現場を知 … 続きを読む

五街道雲助

先月黒門亭に出向いて以来、落語を聴きに行っていない。行こうとはしたのだけど。TV・ラジオの落語も本当にありがたい。生の落語しか認めないという主義主張とは相容れないけれど、生の落語がいいものであることには100%同意する。 … 続きを読む

当代三笑亭夢丸

落語を寄席などで、生で聴くのは実にいいことだと思う。そんなには行けないが、もっと聴きにいきたいと私も常日頃から思っている。 寄席に行けなければTVやCDで楽しむしかない。 だが、TVで流れる落語を「ライブの再現性が低い」 … 続きを読む

春風亭一之輔「新聞記事」

春風亭一之輔師の噺、当ブログでは具体的に取り上げたことがなかった。 この師匠の噺、たまらなく面白いが、面白さの分析がやたら難しいのである。 徐々にわかってきた気がするので、ひとつ取り上げてみます。 コレクションの中から、 … 続きを読む

三遊亭竜楽

平日昼間に時間ができた。 どこかの寄席に行こうと思ったが、「初席」同様、料金の無駄に高い「二之席」には気が進まない。 東京かわら版で円楽党の「亀戸梅屋敷寄席」を見つけたので、恐る恐る亀戸まで出向いてみた。料金は「千円」。 … 続きを読む

続・先代柳家小さんの名誉回復

棒鱈 以前、「てんてこてん」こと「棒鱈」について続きものを書いた。 「棒鱈」は、先代柳家小さんが練り上げた噺で、今でも、柳家の噺家さんを中心によく掛けられている。しかしながら本家本元、小さんの音源が聴けなくて残念だったの … 続きを読む

三遊亭好楽&三遊亭とむ

ほぼ毎日更新している当ブログ「丁稚定吉らくご日常」の記事で、累計アクセス最多と思われるのが、「NHK新人大賞の桂三度」という項である。 当ブログは、人さまの批判をしないのが基本方針である。噺家さんに対するリスペクトは、常 … 続きを読む

先代柳家小さんの名誉回復

先日、中野翠さんのエッセイ、「この世は落語」を読んだ。落語は聴くのも楽しいが、落語について書かれたものを読むのもまた楽しい。この方は、映画が専門なので、ときに映画のフィルターを通して落語の素晴らしい世界を映し出してくれる … 続きを読む

笑福亭鶴瓶「青木先生」

人さまの落語に関するブログを読んでいて、少々驚いた。 このブロガーに対し、とりたててどうこう言いたいわけではない。ただ、これをヒントに、「噺を嫌う」「噺家を嫌う」ということについて考えてみようと思った次第。 笑福亭鶴瓶師 … 続きを読む

春風亭鯉枝

三遊亭円丈師について、しばらく集中して聴き、いろいろと本も読んで、当ブログでレビューしたところである。円丈師について考えるということは、すなわち新作落語全体について考えるということである。さらに先日、「M-1グランプリ」 … 続きを読む