亀戸梅屋敷寄席にはちょくちょく出かけている。昼席で2時間、千円というお手軽な円楽党の寄席。 金曜日の主任は三遊亭萬橘師。円楽党の中でも好きな噺家の筆頭である。その萬橘師の、圧巻の「大工調べ」を聴かせていただいた。笑いに笑… 続きを読む 亀戸梅屋敷寄席9 その1(三遊亭萬橘「大工調べ」上)
月: 2019年4月
「令和」に思う噺家名のアクセント
「令和」のアクセントは冒頭の高い<レ>イワか、平板なレイワか? ABCラジオの笑福亭松喬師の番組を聴いていたら、ABCでは<レ>イワで統一だそうな。ただ、言葉は生き物なので今後はわからないとのこと。 どちらのアクセントで… 続きを読む 「令和」に思う噺家名のアクセント
神田連雀亭ワンコイン寄席19(下・笑福亭希光「狸の化寺」)
笑福亭希光「狸の化寺」 トリは、ここ連雀亭で二度聴いて、すっかりファンになった希光さん。芸術協会の人は、落語協会より会う機会がどうしても少ない。さらにいうなら、私の場合は円楽党より少ないのだ。 別に 芸協に含むところはま… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席19(下・笑福亭希光「狸の化寺」)
神田連雀亭ワンコイン寄席19(中・林家扇兵衛「長短」)
元犬という噺、私は正直飽き気味。だが緑助さんの元犬、数々の工夫があってとても楽しい。 シロの、人間になれた喜びが強い 裸のシロに、上総屋になった緑助さんが、羽織を実際に脱いで掛けてやる シロが、旦那に呼ばれてひざ元にうず… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席19(中・林家扇兵衛「長短」)
神田連雀亭ワンコイン寄席19(上・柳家緑助「元犬」)
仕事の合間に、金曜日の昼前から神田連雀亭へ。まっすぐ行ってまっすぐ帰ります。つ離れしていなかったが、途中で入ってきた人もいてようやく10人。 緑助 / 元犬扇兵衛 / 長短希光 / 狸の化寺 なかなかいい顔付け。とい… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席19(上・柳家緑助「元犬」)
池袋演芸場17 その9(柳家喬太郎「居残り佐平次」下)
(その1に戻る) (上)に戻る どこまでも調子よく、人を食ったのらりくらりした態度で、勘定をいつまでも払わない佐平次。ついにからっけつであることが明らかになっても、若い衆ももはや呆れている。 … 続きを読む 池袋演芸場17 その9(柳家喬太郎「居残り佐平次」下)
池袋演芸場17 その8(柳家喬太郎「居残り佐平次」上)
4月5日に聴いた寄席、たっぷり書きすぎ、ついに現実世界では14日になってしまいました。さらに2日間、すばらしいデキだった夜トリの喬太郎師匠を。 柳家喬太郎「居残り佐平次」 昼の部から入ってようやくの柳家喬太郎師。花見の席… 続きを読む 池袋演芸場17 その8(柳家喬太郎「居残り佐平次」上)
池袋演芸場17 その7(林家彦いち「熱血!怪談部」)
林家彦いち「熱血!怪談部」 ヒザ前は白鳥師と交互出演の林家彦いち師。体育会系の人に、駅のホームで「林家さん」と呼ばれるマクラ。知っているマクラも、立派なドキュメンタリー落語の一部。完成度が高く実に楽しい。それから、イケメ… 続きを読む 池袋演芸場17 その7(林家彦いち「熱血!怪談部」)
池袋演芸場17 その6(柳亭左龍「鈴ヶ森」)
柳家花緑「天狗裁き」 柳家花緑師は、一生に占める睡眠の割合、夢の割合を軽く説明して、天狗裁き。かなりユニークな、マンガチックな一席。入れごとも多い。なんで夢の話をそんなに聴きたいのか、そもそも意味不明な前提の噺であるが、… 続きを読む 池袋演芸場17 その6(柳亭左龍「鈴ヶ森」)
池袋演芸場17 その5(柳家はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」)
小太郎さんもさん喬門下だが、この夜の部の顔付け、喬太郎師の弟弟子以外も揃って柳家。全く一門外の噺家は、喬太郎師の同期である林家彦いち師だけだ。寄席の番組は主任の師匠の一門で顔付けするものではあるが、ちょっと極端。落語協会… 続きを読む 池袋演芸場17 その5(柳家はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」)