スタジオフォー巣ごもり寄席3(下・入船亭小辰「あくび指南」)
こはくさんは身分制度についてのマクラ。 将軍に献上する芋の行列に頭を下げる小噺。 それから、試し斬りの小噺。「誰だ毎晩叩きに来やがるのは」。 これはひょっとして、本編は珍しい「首提灯」ではないのだろうかと。 落語研究会で … 続きを読む
こはくさんは身分制度についてのマクラ。 将軍に献上する芋の行列に頭を下げる小噺。 それから、試し斬りの小噺。「誰だ毎晩叩きに来やがるのは」。 これはひょっとして、本編は珍しい「首提灯」ではないのだろうかと。 落語研究会で … 続きを読む
12月は初めて出かけます。行先は巣鴨。 スタジオフォー巣ごもり寄席は、落語協会3人。 なかなかいいメンバー。小辰さんも自虐で述べていたように、地味ではあるが。 そのトリ、入船亭小辰さんは、来秋に真打昇進が決定。 湯屋番 … 続きを読む
今日は現場に行っての「撮って出し」にさせてもらうつもりだったのですが、ネタができたので書きます。 博報堂「Z寄席」が「Z落語」に似ている? 落語家グループが不信感…広報「一般的なテーマと認識」 ヘンなニュース … 続きを読む
三遊亭円丈師が亡くなった。 晩年の台本を置いた高座は、楽しくはあったが痛々しいところもあった。 私はもう、師の高座は聴けないものと思っていた気がする。川柳師と同様に。 いっぽうでは、ふう丈、わん丈の披露目に並ぶだろうとも … 続きを読む
仲入り休憩後、クイツキの小菊姐さんの後は、新真打の柳家さん花師。旧名小んぶ。 先日披露目を終えたばかりで、もうこんな深いところに顔付けされている。期待の新真打。 私は巡りあわせが悪く、二ツ目の末期になってから初めて遭遇し … 続きを読む
続いての三遊亭白鳥師は、完全にマクラから練り上げ、できあがったアジアそば。 まあ、寄席では鉄板なんでしょう。昨年も聴いたので、別のが聴きたかったが。 「昔と違って、新作落語も古典と同じように楽しんでもらえるようになりまし … 続きを読む
今日の高座返しは見たことのない人。さん喬師の末弟、小きちさんらしい。 開演前、仲入り時のアナウンスもしていたが、実に声がいい。期待大。 翁家社中の太神楽。 先日浅草で、テンプレートを一新した楽しい高座に出くわした。 今日 … 続きを読む
鈴本の冒頭に戻ります。 今日の鈴本は、「落語の基礎」に充ちていたように思う。 基礎とは、初心者の要素ということではない。何度でも帰ってくるべきもの。 私の愛する池袋演芸場(落語協会の席)には、ちょっと基礎が足りないかもし … 続きを読む
(上)に戻る 喬太郎師の人情噺というもの、古典も新作も、おおむね人の激情がほとばしっているのが特色。 私はそこから進んで、「ほとばしり」こそ人情噺の肝ではないかと思うまでに至った。 しかしほとばしる喬太郎師も、文七元結に … 続きを読む
11月の締め切りを片付け、鈴本の喬太郎師の芝居へ。千秋楽。 もともと、その前日に行く予定にしていたのだが、よく考えれば月曜は定休日である。まあ、落語の前に仕事が完結したのでいいとする。 喬太郎師、今年3席目。 もうちょっ … 続きを読む