最近聴いたばかりの花緑弟子の会で、新作でちょっとズッコケていた花飛さん。 たまに外すのだが、それでも私は好きでずいぶんと聴いている。 アベレージは高く、大喜利など飛び道具も持つ才人。大喜利は聴いたことないが。 古典の珍品… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席41(下・柳家花飛「死ぬほど律儀」)
月: 2022年6月
神田連雀亭ワンコイン寄席41(上・立川寸志「風呂敷」)
雨の月曜日、ちょっとだけ落語が聴きたいので連雀亭のワンコインへ。 客は6人。天気を考えれば悪くはないだろう。 風呂敷 寸志 死ぬほど律儀 花飛 馬のす 橋蔵 翌日の顔付け(笹丸・らっ好・市若)と悩んだが、市若さんは前の週… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席41(上・立川寸志「風呂敷」)
芸協の2023年春新真打と、昇進しない風子、廃業する遊里
落語芸術協会のリリースで、令和5年(2023年)5月の新真打が発表だ。 桂翔丸、春風亭吉好、柳亭明楽の3人。 成金が残らず真打に昇進した後のこの谷間世代のこと、私はあまりよく知らないのだった。 翔丸さんは連雀亭で一度聴い… 続きを読む 芸協の2023年春新真打と、昇進しない風子、廃業する遊里
スクエア荏原あじさい寄席(下・入船亭扇遊「不動坊」)
トリは入船亭扇遊師。 落語会は2時間で終わってしまうもの。 流し込みの寄席のような、いつまでもダラダラ続いていって、いつまでいてもいいという状況とはやはり根本が違う。 この日の二人会、すでに十分楽しくはあるが、トリが締ま… 続きを読む スクエア荏原あじさい寄席(下・入船亭扇遊「不動坊」)
スクエア荏原あじさい寄席(中・おせつときょうた)
鯉昇師、使うアイテムを見てわかる通り、客の脳内にしまわれている茶の湯を、軽く裏切ってくるところがたまらない。 鯉昇師にとっては、「古典落語を語りなおす」ことが、どうやら最重要の仕事みたいだ。 しかし、裏切りは表面的にはご… 続きを読む スクエア荏原あじさい寄席(中・おせつときょうた)
スクエア荏原あじさい寄席(上・瀧川鯉昇「茶の湯」)
どこかへ行こうかやめようか、迷って当日券で落語会へ。 「花のニッパチ組登場!」というサブタイトルの付いた、入船亭扇遊、瀧川鯉昇二人会である。 会の開催は早くから把握していて、私のカレンダーにも入ってはいた。 行く決断には… 続きを読む スクエア荏原あじさい寄席(上・瀧川鯉昇「茶の湯」)
林家扇廃業
二ツ目が廃業するたびアクセスが増える、死神落語ブログへようこそ。 といっても今回は、弟弟子であった扇兵衛さんが廃業したときほど強いインパクトは、私自身にはない。 強く語りたいわけではなく、なにか読みたい期待に応えて書いて… 続きを読む 林家扇廃業
柳家小せん独演会@棕櫚亭(下・「ガーコン」)
「盃の殿様」から満島ひかりを連想した。UQモバイルの女王様。 振り回される松田龍平が弥十郎。 仲入りではなく、メクリには「中入り」と書いてある。どちらでもいいのだが、中入りはなんとなく上方っぽい表記だ。 コーヒーが提供さ… 続きを読む 柳家小せん独演会@棕櫚亭(下・「ガーコン」)
柳家小せん独演会@棕櫚亭(中・「盃の殿様」)
昔は身分制度がありましてと小せん師。 なんの噺だろう。妾馬だろうか。 さる江戸詰めのお大名が、気鬱の病に掛かってしまう。仮病を使っているうちに本当にそうなってしまい、日がな脇息にもたれて鬱々している。 珍品の類でありなん… 続きを読む 柳家小せん独演会@棕櫚亭(中・「盃の殿様」)
柳家小せん独演会@棕櫚亭(上・初めての棕櫚亭)
月が替わった6月1日、〆切も片づけたので出かけます。 以前から行きたかった、読売ランド前駅の駅前にある、棕櫚亭。棕櫚はしゅろ。 古民家をリノベーションした集会場である。 会場が棕櫚亭で、会の名は生田寄席。四半期に一度の落… 続きを読む 柳家小せん独演会@棕櫚亭(上・初めての棕櫚亭)