中央線の阿佐ヶ谷という街に、ちょっとした縁ができた。 極めて一方的な、偶然の縁だ。荻窪でも高円寺でもなく、阿佐ヶ谷。 昨秋はQRコード決済の大型還元が都内で同時に多数あり、杉並区にも繰り返し出没した。 阿佐ヶ谷だとスーパ… 続きを読む 阿佐ヶ谷アートスペースプロットの入船亭遊京(上・「道灌」)
月: 2023年5月
用賀・眞福寺落語会3(下・柳家小ふね「粗忽長屋」)
粗忽長屋というものは、マメでそそっかしい八っつぁんと、無精でそそっかしい熊さんを描くもの、のはずだ。 だが小ふねさんに掛かると、二人とも同じ系統の粗忽の分身である。 二人は主観が強すぎるのに、しかし分身から相互の働きかけ… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(下・柳家小ふね「粗忽長屋」)
用賀・眞福寺落語会3(中・柳家小ふね「鮑のし」)
権之助師のお菊の皿。 お菊さんにはいろいろと付け届けがある。豆パンとか。 花束はよくない。かさばるから。現金が一番いい。噺家の祝儀みたいだねだって。 しちまーい、はちまーいと来て、やはり権之助師は「恐怖」を描くのに並々な… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(中・柳家小ふね「鮑のし」)
用賀・眞福寺落語会3(上・柳家権之助「お菊の皿」)
連休の間は死んだふりで仕事をコツコツ。決してはかどったわけでもないが。 連休最後の日の楽しみは、用賀の眞福寺。無料の落語会である(要ご浄財)。 年2~3回開催している。 この眞福寺落語会は、開催日がおおむね雑司が谷「拝鈍… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(上・柳家権之助「お菊の皿」)
「初心者おすすめ」コラムを落語とジャズで比較する
今年は不愉快なコメント投稿をきっかけに、当ブログでもって落語の検索を一手に引き受けてやろうと考えた。 そんなわけでせっせと、現場のレビューの合間に、検索狙いの記事を書いているところである。そしてある程度の成果を上げている… 続きを読む 「初心者おすすめ」コラムを落語とジャズで比較する
笑点特大号女流大喜利についていろいろ
3日水曜日の放送だったので、ちょっとタイミングを逸しましたが。 笑点特大号で、蝶花楼桃花司会の女流大喜利。 内容はまあ、なんというかなんだかなだったのだが、それについてとやかく言いたいわけではない。周辺をちょっと。 あれ… 続きを読む 笑点特大号女流大喜利についていろいろ
神田連雀亭に二ツ目の何割が出ているのか・・・半分が出ています
神田連雀亭は、二ツ目専門の寄席であり、落語が安く聴けていい。 私もたびたび出向いている。 この席、二ツ目の全員が出ているわけではない。なので、真打になるまで活躍を知らない人も結構いる。 いっぽう、繰り返し聴く人もいる。 … 続きを読む 神田連雀亭に二ツ目の何割が出ているのか・・・半分が出ています
黒門亭23 その4(林家きく麿「二コ上の先輩」)
きく麿師も柳枝師と同様、前日の大喜利に参加していた。 三遊亭ふう丈さんには、お約束のいじりができた。会う先輩がことごとく、「抜擢真打おめでとう」。 そのたびにふう丈さん(熊本出身)が「そらわん丈やって!」と絶叫する。 こ… 続きを読む 黒門亭23 その4(林家きく麿「二コ上の先輩」)
黒門亭23 その3(春風亭柳枝「野ざらし」)
仲入り後は春風亭柳枝師。 あまり聴いていない人なのに、出囃子の「都囃子」に妙に聴き覚えが。芸協で春風亭かけ橋さんが使ってるからですな。 柳枝師、真打になり大名跡を襲名してからは、初めてお見掛けする。 別に避けているわけで… 続きを読む 黒門亭23 その3(春風亭柳枝「野ざらし」)
黒門亭23 その2(林家源平「試し酒」棒読み礼賛)
今回の黒門亭、ツイッタラーが8人! 多すぎやしませんか。まあ、定吉がいたぐらいですから。 上の広告本の著者の方もいらしていたようで。 しかしながら、佑輔さんに触れてた人はほぼいなかった。 1部のほうはツイートひとつもなし… 続きを読む 黒門亭23 その2(林家源平「試し酒」棒読み礼賛)