スマホの鳴らない方法を考えよう

「よく来たな八っつぁん。今日はどうした」 「ちょっと隠居の知恵を借りようと思いまして」 「久々だね。隠居と八っつぁんの会話で1本作ろうと言うんだな。小ゑん師匠なんか、台本募集にこんなの来るのが大嫌いらしいけどね」 「あっ … 続きを読む

男が羽織を脱ぐとき

なんとなくカッコいいタイトルをつけようと考えて、大失敗してみました。 石橋貴明のセクハラをヒントに、「打ち上げですぐ脱ぐ噺家も気をつけよう」という内容を書こうかと思ったのだ。 検索したら、名文筆家林家はな平師の「噺家が高 … 続きを読む

優しい師匠はいい師匠 厳しい師匠は…(春風亭一朝の例)

Googleポータルに、ラジオ深夜便が表示された。 直前にたまたま聴いたためだろう。三笑亭可風師の富士詣りなど。 Googleに表示された内容を開いてみたら、春風亭一蔵師のインタビューだった。師匠・一朝への愛をこれでもか … 続きを読む

池袋演芸場35 その5(三笑亭夢ひろ「子ほめ」)

トリの三遊亭遊雀師、「猫の災難」の続き。 熊さん、全部飲んでしまった言い訳を考えたあと、アニイはまたきっと酒を買いにいくねと。 そうしたら、その間鯛食っちまおう。アニイはずっと行ったり来たりだ。 このセリフが、二人の人間 … 続きを読む

新真打林家木久彦スマホ鳴らし被害に でも

寄席の続きもの始めたので取り上げるのが遅れたネタ。トリまで進んだのでいったん中断して。 落語家が怒り「全員に迷惑」一生に一度の晴れ舞台が…(スポニチ) 高座におけるスマホ鳴らし、先日また取り上げたがさらなる続編が勝手にで … 続きを読む

池袋演芸場35 その4(三遊亭遊雀「猫の災難」)

昨日大絶賛した鯉昇師の長屋の花見であるが、「猫を食べてはいけない」という疑問提起に対する見事な回答にもなっている。制約が噺を強くする。 猫を食べるギャグの是非で戦うのもいいが、鯉昇師はさらに洗練された回答をなした。 こう … 続きを読む

池袋演芸場35 その3(瀧川鯉昇「長屋の花見」)

仲入りは瀧川鯉昇師。 顔を上げて静止して、もう客席からクスクスが湧いている。 桜も咲いたのに寒くなりまして。 暖かさは戻ったんですが、まだ女房が戻ってこない、そんな連中が楽屋に生息しております。 マクラは早々に、長屋の花 … 続きを読む

池袋演芸場35 その2(三遊亭遊馬「転宅」)

昨日、三遊亭遊かりさんについて、「師匠よりずっと聴いてる」と書いたが、数え直してみたら師匠とほぼ一緒でした。 いかに高座におけるこの熟女噺家のインパクトが強いかということ。 それから前座のき太さんに関係し。昨年聴いた兄弟 … 続きを読む

池袋演芸場35 その1(5席連続女性芸人)

割引券大好き。 渋谷らくごの「しゃべっちゃいなよ」の割引券がLINEで届いた。 行こうかと思ったが夜席だから、家族に配慮して一旦やめる。 だが、寄席でも割引券が出てる。 本日11日が初日の池袋中席昼は、三遊亭遊雀師。 2 … 続きを読む