そして、「先日NYタイムスを見ていたら」と語る円楽師。「私は読んだとはいってませんよ。見たと言ったんです」。 でも、そこに書いてあった話を「客がわからないといけないから日本語に翻訳して」ご紹介しますと。 やっぱり変な上目… 続きを読む 三遊亭円楽「新聞記事」(下)
タグ: 浅草お茶の間寄席
三遊亭円楽「新聞記事」(上)
今月は二ツ目の、短めの席に2回行っただけ。道理で、日々の更新のネタに困っているはずだ。 池袋中席、柳家蝠丸師を楽しみにしていた。末広亭のトリに行くつもりだったのを、休演で行き先変更したので特に。 だが、昨年に比べ顔付けが… 続きを読む 三遊亭円楽「新聞記事」(上)
三遊亭円楽「寄合酒」(下)
円楽師の落語を聴くと、今まで必ず、どこか引っ掛かる部分があった。必ず具体的な姿に引っ掛かるとは限らなくても。 最も気になっていたのが、笑点キャラに乗っ取られた師の中途半端な上目線である。こちらはキャラどおり、師をインテリ… 続きを読む 三遊亭円楽「寄合酒」(下)
三遊亭円楽「寄合酒」(上)
笑点メンバーを褒めると馬鹿にされる風潮は、落語ファンからはまだなくなっていないと思う。 私が子供の頃から視ていた笑点は、笑点嫌いのファンが気づかないうち、落語界の中心の存在になっている。 そう捉えている私だが、メンバーひ… 続きを読む 三遊亭円楽「寄合酒」(上)
春風亭柳好「唖の釣り」
毎週浅草お茶の間寄席を録画しているが、このところ刺激が少なくていけない。 とはいえこの番組は、浅草演芸ホールの番組を切り取って放映するもの。 寄席自体、ぬるま湯のような空間なのだから仕方ないこと。ぬるま湯を味わいに寄席に… 続きを読む 春風亭柳好「唖の釣り」
三遊亭遊雀「寝床」(下)
(上)に戻る 「もう一席お気を確かに」とだけ振ってすぐ本編に入る遊雀師。 マクラの楽しい人は例外なく、マクラがなくても楽しい。 噺は「寝床」なのだが、落語ファンの知っている寝床の姿はそこにはない。 寝床の枠組みだけ活かし… 続きを読む 三遊亭遊雀「寝床」(下)
三遊亭遊雀「寝床」(上)
三遊亭遊雀師は、移籍から14年、芸術協会には欠かせない顔である。 その評価も高まる一方。 内輪のことは知らないが、仲間の評判も上々に思える。事実、披露目の口上などではよく司会に駆り出されている。 私の好きな池袋ではトリが… 続きを読む 三遊亭遊雀「寝床」(上)
三笑亭可風(下)
今からきっとブレイクしていく三笑亭可風師の落語を取り上げてみます。 私のコレクションにある、浅草お茶の間寄席のわずか2席。時間はそれぞれ11分と短い。 まず2017年の「おばばサミット」。 上方落語の笑福亭仁智、桂文珍と… 続きを読む 三笑亭可風(下)
三笑亭可風(上)
歌丸極上人生 (祥伝社黄金文庫) [ 桂歌丸 ] 楽天で購入 TVの落語もいいものである。ちょくちょく生の高座を聴いている私もそう思う。 生の落語以外は認めないと、TV落語を避ける人もいる。 だが私など、寄… 続きを読む 三笑亭可風(上)
林家たけ平「妾馬」(下)
立川志の輔/立川志の輔らくごのごらく5 「新・八五郎出世」 【CD】 楽天で購入 (上)に戻る たけ平師の妾馬に対するこだわりは、「身分」というものの悲しさにこだわり、八五郎にこれをたびたび嘆かせていること… 続きを読む 林家たけ平「妾馬」(下)