隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

昨日は古今亭菊之丞師出演の日本の話芸につき、マクラだけ取り上げた。 よく考えたら、「寝床」のマクラで林家三平を取り上げるというのは、つまり「あの人は素人だ」と宣言しているようなものだ。今になってようやく師の企みに気づいた… 続きを読む 隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

入船亭扇橋、柳亭小燕枝復活(入船亭小辰、柳亭市弥)

金曜日は寄席に行ってきたので、早速レビュー記事を書こうと思った。 ところが私のブログの、以下の記事にピンポイントでアクセスがある。 春風亭柳枝復活、柳亭小燕枝改名、そして談洲楼燕枝 なにかあったようだなと思う。 落語協会… 続きを読む 入船亭扇橋、柳亭小燕枝復活(入船亭小辰、柳亭市弥)

落語協会2022年春と秋の新真打

今日は落語協会の、国立の新真打披露目に行くつもりでいた。柳家さん花師。 兄弟子の柳家喬太郎師も出るし。 国立演芸場の定席に喬太郎師が顔付けされることは、そうそうない。 国立は寄席組合に入っていないから、寄席四場に顔付けさ… 続きを読む 落語協会2022年春と秋の新真打

国立演芸場8 その1(柳家さん遊「小言幸兵衛」上)

桃太郎 り助 辞世の句 花いち 蜘蛛駕籠 柳朝 夢の酒 小袁治 小猫 小言幸兵衛 さん遊   締め切りのある仕事を午前中にやっつけたので、短い時間の寄席に行くことにする。 <おっさん言うとった。「俺、今日は頑張… 続きを読む 国立演芸場8 その1(柳家さん遊「小言幸兵衛」上)

春風亭柳枝復活、柳亭小燕枝改名、そして談洲楼燕枝

落語界は、ニュースが立て続けにある。 当ブログも、つい先日ついにコロナでネタが切れ、毎日掲載を断念したのだが。現在、出すネタが順番待ちの状態です。 落語協会は、来年3月、5人の真打昇進を発表。 三遊亭粋歌  改メ 弁財亭… 続きを読む 春風亭柳枝復活、柳亭小燕枝改名、そして談洲楼燕枝

黒門亭19(中・柳亭小燕枝「天災」)

橘家文吾「磯の鮑」 二ツ目枠は文蔵師の一番弟子(師のツイッターによると、番犬1号)、橘家文吾さん。 前座のかな文時代に一度聴いているのだが、その際は普通に上手い人だなと思った程度。 そのわずかなイメージを、軽く吹き飛ばす… 続きを読む 黒門亭19(中・柳亭小燕枝「天災」)

黒門亭18(上・柳亭小燕枝「居残り佐平次」)

お盆の黒門亭へ。 混雑する顔付けではないと見切っていた。開場時刻を過ぎてから、並ばず悠々と入場するが、まだまだ余裕。 それでも、開演時には30人程度入ってまあまあ盛況。 半券が10枚貯まったので、タダで入れていただく。 … 続きを読む 黒門亭18(上・柳亭小燕枝「居残り佐平次」)

黒門亭17 その2(柳亭小燕枝「意地くらべ」)

その1に戻る 柳亭小燕枝「意地くらべ」 仲入り前は、黒門亭が非常によく似合う小燕枝師匠。 たぶん私が、ここで一番多く聴いている噺家さんだと思う。 小燕枝師は、主任を取るとなると私のめったに行かない新宿か浅草。だから黒門亭… 続きを読む 黒門亭17 その2(柳亭小燕枝「意地くらべ」)

黒門亭14 その5(柳亭小燕枝「試し酒」下)

その4に戻る 冒頭、一升の酒をグイと飲み干す芸者のエピソードが入っている。芸はせず、酒を飲んでひっくり返って高いびき。ちなみに小燕枝師、「高いびき」の発音は、「タ」にアクセントが来る。「東海道」と同じだ。なんかいいなあ。… 続きを読む 黒門亭14 その5(柳亭小燕枝「試し酒」下)

黒門亭14 その4(柳亭小燕枝「試し酒」上)

その3に戻る お待ちかねの柳亭小燕枝師。いつものように「これといっておもてなしもできませんが」から、早々と小燕枝ワールドに突入。この空気感がたまらないのです。 インフルエンザで寄席を抜いた件にもちょっと触れていた。普通に… 続きを読む 黒門亭14 その4(柳亭小燕枝「試し酒」上)