「ごはんつぶ」「柳家やなぎ」のアクセント

寄席のレビューが途切れ、落語界のネタを取り上げるなら、まずは赤羽の林家ペー宅火災か。 しかし火災保険に入っていない状態での失火とは、シャレでは済まない。下の階の住人も大変な災難だったようで。 仲間が助けてくれる(会で)の … 続きを読む

鶴めい七叶亭(下・三笑亭夢丸「狸の鯉」)

夢丸師、「たぬき」に入ったが、札でも賽でもなくて、狸の鯉だった。 ネタ帳には「狸鯉」とあった。 恩返しに来た狸です、のくだりから、おなじみの場面はバッサリなくて、早速鯉に化けてアニイの出産祝いへ。 狸の鯉は、落語協会で数 … 続きを読む

鶴めい七叶亭(上・新しい寄席誕生)

今月から始まった、九段下の鶴めい七叶亭(かくめいなのかてい)へ。 5日目の日曜日。 どの日に行くかは、番組が出たときに決めていた。 JR水道橋駅から歩く。 飯田橋よりも若干近いが、日本橋川を渡るもろ裏道である。 土日は午 … 続きを読む

桂しん吉にっぽん鉄道落語会in巣鴨(下・DMVとさくらんぼと小便小僧)

ネタ出しの一席、演題は「妃殿下とDMV」という。 妃殿下とは? 紀子さまのことではなく、来日中の某国妃殿下。 なんと「非電化」に掛けているのだった。全然気づかなかった。 これぐらいはネタバレしてもいいだろう。 徳島に同行 … 続きを読む

桂しん吉にっぽん鉄道落語会in巣鴨(中・宗太郎峠)

しん吉師、もう30分も喋ってますが、とマクラを切り上げ、この日の構成を話す。 ちなみに4席は、登場人物は同じ。 浜田くんと、家出ばかりしている妻のみちこさん。 浜田くんは鉄道の知識も、地理の知識もまるでない。いっぽうみち … 続きを読む

桂しん吉にっぽん鉄道落語会in巣鴨(上・鉄分高めマクラ)

15日は、私としては珍しめの会(スタジオフォー)を予約して。 桂しん吉師は実に5年ぶり。たまには鉄道落語もいいだろう。 その5年前は、日本橋亭で駒治師との会。 鉄道戦国絵巻関西編もよかったが、古典落語の算段の平兵衛が絶品 … 続きを読む

渋谷らくご6(下・入船亭扇辰「心眼」)

トリの扇辰師、袖から登場して高座の後ろを一瞥し、入船亭扇辰と映し出されているのを確認する。 扇子で指差したりして。 「これ、ずっと出てるんだね。19.2秒ぐらいで消えればいいのにね」 そのうち消えますけどね…演者は後ろ向 … 続きを読む

渋谷らくご6(上・好きな演者でも消化不良になる)

渋谷らくご、先月6か月有効の割引券もらったからどの席でも1,900円で行ける。喬太郎師だと満員になっちゃうからムリだけど。 だが、LINEでクーポンが来たので、現物割引券は取っておいて今月はクーポン使う。その土曜2時の席 … 続きを読む

阿佐ヶ谷アートスペースプロットの入船亭遊京3 その3(「粗忽の釘」)

阿佐ヶ谷に戻ります。今日で終わりです。 仲入り休憩を挟み再度遊京さん。 自慢になりますけど、受賞しましたと報告。 水戸で菊之丞師匠がやってるみやぎん寄席がありまして。その席亭賞というのをいただきました。 みやぎん寄席は小 … 続きを読む

訃報・柳亭左楽…実質引退していた人ではありません

柳亭左楽師が亡くなった。88歳。 左楽という名跡は落語史ではかなり大きいのだが、落語好きでも当代左楽師のことは知らない人が多いと思う。 噺家・芸人が亡くなった際、毎回その記事を書いてるわけではない。 ただ今回書こうと思っ … 続きを読む