池袋演芸場18 その2(柳家蝠丸「徂徠豆腐」)

この日池袋にやってきた主目的である昼席主任、柳家蝠丸師の高座から先に。 客は7割方埋まっていたか。平日としては盛況な部類だろう。 弟子のふくびきさんがあいびき(正座椅子)を持ってきて高座の横に置く。 なるほど、足を骨折し … 続きを読む

黒門亭20 その4(柳家一九「藪入り」)

トリは柳家一九師。 ここ黒門亭で以前聴いた、一九師の「寝床」は、それは素晴らしいものだった。 オリジナルギャグを入れ込むための器になりがちな寝床を、まったく余計なクスグリなしで演じた一席であった。 この日も、そんなのを期 … 続きを読む

黒門亭20 その3(金原亭世之介「時そば」下)

時そば/青菜 [ 春風亭柳橋[六代目] ] 楽天で購入   今日なにをやるか、考えたけども思いつかない。寒いので時そばでもやるかと世之介師。 師匠、今日はあったかですよ。 時そばには、大きく分けて柳家系と古今亭 … 続きを読む

黒門亭20 その2(金原亭世之介「時そば」上)

番組の最初は二ツ目枠で、金原亭馬太郎さん。 前座の駒六時代に一度聴いて、いい印象を持っている。 マクラは振らずに、居候の若旦那に入る。 おかみさんの飯の盛り方の描写がたっぷり。こき飯のそぎ飯の叩き飯。 腹が空いて仕方ない … 続きを読む

黒門亭20 その1(古今亭菊一「子ほめ」)

前の日、土曜日も赤羽岩淵まで出かけたばかり。 8日の日曜は仕事をする予定だったのだが、やる気が出ない。結局サボって、連日で出かけてしまった。 行き先は黒門亭の2部。主任は柳家一九師で「藪入り」。 並ぶメンバーでないので直 … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席27(下・柳家小はぜ「浮世根問」)

二番手の吉笑さん、トリの前でやるにはちょっと弾み過ぎている感もある一席。 もちろん、トップバッターがコケたので、取り返す義務があった。 だが、トリの小はぜさんなら大丈夫だろうという信頼もそこにあるのだと思う。 わずか3席 … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席27(上・立川吉笑「片棒・改」)

今月は、4回落語を聴きにいって、合計料金は3千円。なかなか優秀。 寄席(定席)に戻るという決意はどこへやら。 結局、両協会とも披露目を観なかった。 そんな流れで、さっそく今日も、仕事の合間に500円の安い席。 冷たい雨の … 続きを読む

亀戸梅屋敷寄席15(中・三遊亭朝橘「粗忽の使者」)

(上)に戻る 仲入り前の三遊亭良楽師は、高速バスで富山から出てきて先ほど池袋に着きましたとのこと。 スベリウケ狙いのギャグを二三放つ。 冒頭からなんだかなという感じだったので、寝ることにした。ちょっとお昼にビール飲んでた … 続きを読む