立川笑二月例独演会(中・佐々木政談)

一席目のマクラにちょっと戻ります。詳細に書いてしまった内容そのものではなく、笑二さんの語り口について。 マクラというものは基本、聴き手の共感を得られると演者が考えたその内容を、アドリブでパーッと喋ればいいもの。そう認識し … 続きを読む

立川笑二月例独演会(上・つる)

夜席に行っての撮って出しです。深夜の更新。 夜席は行きづらいのだけど、ちょっと解放されたので出かけます。 木曜の上野広小路亭「立川笑二月例独演会」か、金曜の日本橋亭「花いちの真・観笑地帯」のどちらかに行きたい。 解放され … 続きを読む

東大島亭 その3(春風亭一蔵「寝床」)

小辰さんは、前座噺にしてはたっぷり、25分程度やっていた。 続いて爆笑トークの主役だった春風亭一蔵さん。 この人が40分ぐらい使っていたか。正直ちょっとくたびれた。 つまらないわけじゃない。この高座が文字通りの寝床とまで … 続きを読む

東大島亭 その2(入船亭小辰「たらちめ」)

春風亭一蔵さんの強引さが実に楽しいトークだったが、諸刃の剣というところがあって。 それがその後の高座に現れるのであった。 まずは小辰さんから登場。 春風亭一蔵という人、どんな人かわかりましたでしょ。いつもひとりで喋ってる … 続きを読む

東大島亭 その1(トーク春風亭一蔵Vs.入船亭小辰)

平日にもいろいろ行きたいところがあったが仕事していた。 土曜はあちこちで会がある。 蒲田のゆきねこ亭(さん花)、棕櫚亭(市若)なども気になったが、江東区東大島の会を選んで電話で予約しておいた。 1,500円。 落語協会秋 … 続きを読む

入船亭扇辰独演会@ばばん場(下・「藁人形」)

仲入り休憩を終えてもう一席。 扇辰師、高座に上がり、わざとっぽいのだが頭を天井の梁にコンとぶつける。 「真ん中、ここだよね」と床のバミリを指し、自分で座布団をずらして座る。 「間違って真ん中になってなかったね。誰のせいだ … 続きを読む

入船亭扇辰独演会@ばばん場(中・「天災」)

扇辰師のメクリ、亭号も書いてあるが、「入船亭」の船の字が帆掛け船の絵になっていてカッコいい。 「立」という字の縦棒の左右に手縄というのか、帆を張るロープを二本描いている。 初めて見たが、寄席文字書家の遊び心はいいですね。 … 続きを読む

入船亭扇辰独演会@ばばん場(上・風流な入船亭扇辰)

今月は前半にいろいろ出かけたのでやや自粛気味。2週間開いた。 来週から始まる仕事もあるので、今のうちに出かけたい。 若手を抜擢する池袋下席(主任・志う歌)に行こうかと思ったら、三三、一之輔と二人休演。 高田馬場「ばばん場 … 続きを読む

スクエア荏原あじさい寄席(下・入船亭扇遊「不動坊」)

トリは入船亭扇遊師。 落語会は2時間で終わってしまうもの。 流し込みの寄席のような、いつまでもダラダラ続いていって、いつまでいてもいいという状況とはやはり根本が違う。 この日の二人会、すでに十分楽しくはあるが、トリが締ま … 続きを読む