落語について日々発信している当ブログだが、たまに関係ないネタも出す。 そういうときは半ば無理やり「世の中の落語を探す」シリーズにしているのだが、今日はもう、最初から一切、くっつけようのないネタ。笑いなどどこにもないし。 … 続きを読む 東京を水害から守る:春日部地下神殿ツアー
月: 2020年8月
ドカンボコン
夏は身投げの季節。そうかな。 いつも落語のフレーズを考えている私の脳裏を、特に脈絡なく「ドカンボコン」がよぎった。 ドカンボコンは落語世界のフレーズ。一般社会ではまったく使わないことば。 「ドカン」が入水時の音、「ボコン… 続きを読む ドカンボコン
暑さとか好青年とか昇太秘密基地とか
長い梅雨が明けると、暑い夏。 「早く雨が終わって欲しいね」と語り合いつつ、終わったら終わったで「今年も暑いね」と言うのが世の常人の常。 本当にそうですか? こうした陳腐な常識は、常に疑ってかかることにしている。 私の中の… 続きを読む 暑さとか好青年とか昇太秘密基地とか
国立演芸場8 その4(柳家小袁治「夢の酒」)
春風亭柳朝「蜘蛛駕籠」 柳家主体のこの短い席に、他派から顔付けの柳朝師。 色っぽい噺が上手い人。実際、この芝居でも十八番の「紙入れ」は出してるようだ。 だが今日は、色っぽい噺ではなく、蜘蛛駕籠。やはり子供がいたからか。 … 続きを読む 国立演芸場8 その4(柳家小袁治「夢の酒」)
国立演芸場8 その3(柳家花いち「辞世の句」)
国立演芸場、モギリでは、客自身が半券チギッて箱に入れる。徹底的に接触を回避するのだ。 そして開演前に係員が札を持って注意。帰りの際はただちに席を立たず、密にならないよう順に帰るようにと。 まあ、客が20人しかいないとなる… 続きを読む 国立演芸場8 その3(柳家花いち「辞世の句」)
国立演芸場8 その2(柳家さん遊「小言幸兵衛」下)
(上)に戻る さん遊という名前は、いかにもありそうで、誰も名乗ったことがないのだとさん遊師。 さすがに三遊亭の総帥、圓生に対して恐れ多かったのではないかと。 さん遊師は、前座のときに圓生にはかわいがってもらった。だから許… 続きを読む 国立演芸場8 その2(柳家さん遊「小言幸兵衛」下)
国立演芸場8 その1(柳家さん遊「小言幸兵衛」上)
桃太郎 り助 辞世の句 花いち 蜘蛛駕籠 柳朝 夢の酒 小袁治 小猫 小言幸兵衛 さん遊 締め切りのある仕事を午前中にやっつけたので、短い時間の寄席に行くことにする。 <おっさん言うとった。「俺、今日は頑張… 続きを読む 国立演芸場8 その1(柳家さん遊「小言幸兵衛」上)
堀船せんべえ寄席(下・金原亭馬久「富士詣り」)
仲入り休憩は、窓を開け放して万全の対策。 金原亭馬久「富士詣り」 続いて金原亭馬久さん。この人も1年ぶりだ。 先に出た二人について、(時計を見て)久々なので喋りたくて仕方ないんですよと。 コロナで仕事がないのでみな稽古し… 続きを読む 堀船せんべえ寄席(下・金原亭馬久「富士詣り」)
堀船せんべえ寄席(中・林家つる子「反対俥」)
(上)に戻る 林家つる子「反対俥」 林家つる子さんをお見掛けするのも1年ぶりだ。 美人度がアップしてるのでは。 女流の中でも、美人で面白落語という人気の筆頭だが、私は池袋の新作まつりで聴いた「豆腐屋ジョニー」(白鳥作)が… 続きを読む 堀船せんべえ寄席(中・林家つる子「反対俥」)
堀船せんべえ寄席(上)
トーク 反対俥 つる子 蛙茶番 扇兵衛 (仲入り) 富士詣り 馬久 船徳 遊京 落語ライター(笑)の丁稚定吉です。最近、たまにそちらの仕事が入るようになった。 7月31日、その仕事絡みで出掛けてきた。 取材… 続きを読む 堀船せんべえ寄席(上)