東京を水害から守る:春日部地下神殿ツアー

落語について日々発信している当ブログだが、たまに関係ないネタも出す。 そういうときは半ば無理やり「世の中の落語を探す」シリーズにしているのだが、今日はもう、最初から一切、くっつけようのないネタ。笑いなどどこにもないし。 … 続きを読む

ドカンボコン

夏は身投げの季節。そうかな。 いつも落語のフレーズを考えている私の脳裏を、特に脈絡なく「ドカンボコン」がよぎった。 ドカンボコンは落語世界のフレーズ。一般社会ではまったく使わないことば。 「ドカン」が入水時の音、「ボコン … 続きを読む

暑さとか好青年とか昇太秘密基地とか

長い梅雨が明けると、暑い夏。 「早く雨が終わって欲しいね」と語り合いつつ、終わったら終わったで「今年も暑いね」と言うのが世の常人の常。 本当にそうですか? こうした陳腐な常識は、常に疑ってかかることにしている。 私の中の … 続きを読む

国立演芸場8 その4(柳家小袁治「夢の酒」)

春風亭柳朝「蜘蛛駕籠」 柳家主体のこの短い席に、他派から顔付けの柳朝師。 色っぽい噺が上手い人。実際、この芝居でも十八番の「紙入れ」は出してるようだ。 だが今日は、色っぽい噺ではなく、蜘蛛駕籠。やはり子供がいたからか。 … 続きを読む

国立演芸場8 その3(柳家花いち「辞世の句」)

国立演芸場、モギリでは、客自身が半券チギッて箱に入れる。徹底的に接触を回避するのだ。 そして開演前に係員が札を持って注意。帰りの際はただちに席を立たず、密にならないよう順に帰るようにと。 まあ、客が20人しかいないとなる … 続きを読む

国立演芸場8 その2(柳家さん遊「小言幸兵衛」下)

(上)に戻る さん遊という名前は、いかにもありそうで、誰も名乗ったことがないのだとさん遊師。 さすがに三遊亭の総帥、圓生に対して恐れ多かったのではないかと。 さん遊師は、前座のときに圓生にはかわいがってもらった。だから許 … 続きを読む

国立演芸場8 その1(柳家さん遊「小言幸兵衛」上)

桃太郎 り助 辞世の句 花いち 蜘蛛駕籠 柳朝 夢の酒 小袁治 小猫 小言幸兵衛 さん遊   締め切りのある仕事を午前中にやっつけたので、短い時間の寄席に行くことにする。 <おっさん言うとった。「俺、今日は頑張 … 続きを読む

堀船せんべえ寄席(下・金原亭馬久「富士詣り」)

仲入り休憩は、窓を開け放して万全の対策。 金原亭馬久「富士詣り」 続いて金原亭馬久さん。この人も1年ぶりだ。 先に出た二人について、(時計を見て)久々なので喋りたくて仕方ないんですよと。 コロナで仕事がないのでみな稽古し … 続きを読む

堀船せんべえ寄席(中・林家つる子「反対俥」)

(上)に戻る 林家つる子「反対俥」 林家つる子さんをお見掛けするのも1年ぶりだ。 美人度がアップしてるのでは。 女流の中でも、美人で面白落語という人気の筆頭だが、私は池袋の新作まつりで聴いた「豆腐屋ジョニー」(白鳥作)が … 続きを読む