隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

昨日は古今亭菊之丞師出演の日本の話芸につき、マクラだけ取り上げた。 よく考えたら、「寝床」のマクラで林家三平を取り上げるというのは、つまり「あの人は素人だ」と宣言しているようなものだ。今になってようやく師の企みに気づいた … 続きを読む

テレビ落語からいろいろ

ないときは全然ないのだが、テレビの落語が一気に録れた。 今日は触れないが、BSよしもとやBS松竹東急もあって。 古今亭菊之丞師は「日本の話芸」初登場だそうで、寝床を掛けていた。 今日はその本編よりも、マクラについて。 な … 続きを読む

池袋演芸場28 その5(柳家三三「元犬」と池袋むかし話)

寝ていたのであっという間にトリの三三師登場。 マクラが実に面白かった。 問題は本編で、元犬。トリでも元犬か。 いや、三三師の元犬はただの前座噺ではない。革命的な作品である。 でも個人的にあまり出会わないこの人の高座を20 … 続きを読む

池袋演芸場28 その4(柳家小平太「二階ぞめき」)

そして仲入りは代演の柳家小平太師。 正蔵師の代演とは出世だ。 「冷やかし千人、客百人、間夫が十人、いろ一人」というフレーズを振る。 このフレーズ自体あまり聴かないけども、ひやかしの噺というのは二階ぞめきだろうと。 吉原大 … 続きを読む

池袋演芸場28 その3(柳家さん助「夏の医者」)

続いて代演、柳家さん助師。 60代のベテラン師匠に見える47歳。 昔の医者を軽く振って、夏の医者へ。 そろそろシーズン終了を迎える噺だ。年中できそうな雰囲気だが、強引な地口のサゲを替えない限り夏にしかできない噺。 まあ、 … 続きを読む

池袋演芸場28 その2(池袋珍品尽くし「唖の釣り」「松竹梅」)

まったく失念していて昨日は書かなかったのだが、コロナ罹患の三三師は、前日の27日より復帰したばかり。 だからそもそも、このぽっかぽっか寄席の前半(仲入り)は全休であった。 客の私のほうも、コロナ明け初の出動。8月はずっと … 続きを読む

笑福亭仁鶴は偉大なり

新しいTV局「BSよしもと」で、笑福亭仁鶴一周忌の追悼番組を5夜連続でやっている。 第3夜まで録れた。 トークと落語、実に、実に楽しい。 毎日繰り返し聴いている。 改めて、偉大な噺家であったとつくづく思う。 四角い仁鶴が … 続きを読む

春風亭一之輔「麻のれん」

先日罹ったコロナとは特に関係なく、いつにない分量の仕事が来たためブログの更新が滞っております。 仕事がないよりはずっといいのだが、毎日〆切に追われて外に行けませんし、書く時間もありません。 ただ、テレビの落語はいっぱい録 … 続きを読む

マンガと落語の共通点(下)

よくできた落語とよくできたマンガとの共通項につき、いきなりひらめいたのであった。 そして小説はというと、意外と共通点が薄いことも。 落語では、人物の背景をほとんど語らない。 そしてマンガも意外なぐらい背景を語らない。読者 … 続きを読む